【 映画感想 】

月曜日は映画デーだったので
「インデペンデンスデイ・リサージェンス」以下「ID42」
を見てきました。


オススメ度
★★★☆☆(2.5)
パニック物が好きならオススメ!
前作ファンには…(;´・∀・`)汗

「ID42」を見る前におさらいも兼ねて「ID4」を見たところやはり20年経っても映像技術は格段に今の方が良いとはいえストーリーや絶望感・感動の命台詞・ラストシーンどれをとっても素晴らしい作品でした。「ID4」は個人評価★5

その期待もあってか「ID42」は映像美と続役以外評価が難しく最後の戦闘はまるで怪獣映画を見ているようでした。

コアを破壊しにきているなら女王は無敵と言っていいほどの直径5000kmの宇宙船にいればいいわけだし、わざわざ白球体を自らとりにいく必要もない。・・・というかコア破壊するか白球体取りに行くかどっちかに絞れば宇宙人圧勝だったのでは・・・。
白球体も救援の為月まで来た挙句撃墜されその地球人に敵の情報を提供。
インデペンデンスデイというタイトルもたまたまその日に宇宙人が復讐してきたというだけで前作のように名台詞があるわけでもなく、「地球のみんながひとつになる」といいつつも戦っているのは米軍のみで母船の大きさに比べ敵戦闘機の数が取り巻きのみでかなり少ない等々。

去年既に噂されていた”インデペンデンスデイは4部作になる可能性がある”というのを考えれば冒頭の長い人間ドラマや多すぎる登場人物・白球体が持つオーバーテクノロジー等の複線等は納得できるものの、元大統領続役ビルプルマンまで退場させるのはいかがなものかとも。

「ID4」のウィルスミスのように前線に出る大物俳優はおらずウィリアムフィクナーも裏方なので微妙に思えたのかも・・・と確認したらそういえばウィルスミスも「インデペンデンスデイ」で大ブレイクしたのでその他が前作より劣っていたということでしょうか・・・。

個人的には「ID4」が名作と感じられたのも宇宙人が”よくわからない存在”だったことでそれが怖さでもあり”そういうものなんだ”と納得するしかなかった部分やまさに観客と同じように登場人物達も手探りでコンタクトをとろうと慎重にもなっていました。また、数秒のカットで世界の状況・世界がひとつになる状況映し出したりとそういう細かい描写が結果名作になったんだと思います。

そのところ今作では変に生態や思考が分かってしまったことで矛盾が生じたり世界の状況を写さないところが微妙に感じたのかもしれません。

”先制攻撃をする危険な宇宙人”という説明はあれど宇宙人がやったことと言えば冒頭の大気圏突入+重力操作攻撃・エリア51基地の襲撃のみ。
”スキャナーで無数の宇宙人を確認”しているのにも関わらずラストシーン敵戦闘機は取り巻きのみ。

1が名作すぎるとそれに続く2・3は1を越えるのが非常に難しく名作は名作のまま終わらせたほうがよいとどれも微妙な評価をうけがちですが「インデペンデンスデイ」のシリーズ化が本当だとしてもその数ある作品のひとつになりそうで残念です。

ともあれ終わりよければ全てよし。
続編が1をも凌ぐラストにしてくれると期待するしかありません!

ビルプルマンもウィルスミスもいないのにそれができるかどうか(‘A`;)